マンガ評論家?の竹熊健太郎の本。
(全ての画像はクリックで拡大できます)
m_g_56(マンガ原稿料はなぜ安いのか?(竹熊健太郎)
表紙。
m_g_57マンガ原稿料はなぜ安いのか?(竹熊健太郎)
前半の挿絵。(作画・羽生生純)
この挿絵描いている方は「俺は生ガンダム」など描いているようです。
m_g_58マンガ原稿料はなぜ安いのか?(竹熊健太郎)三本柱の法則
週刊少年ジャンプ「三本柱の法則」
「友情・努力・勝利」とは違うやつです。
漫画誌の部数についてのだそうですが。
そんなビックリする情報でもないので過剰な期待はしないようにお願いします。
m_g_59マンガ原稿料はなぜ安いのか?(竹熊健太郎)もくじ
もくじですね。
m_g_60(漫画界の巨匠の原稿料
漫画界の巨匠の原稿料についてふれられているページ。
中堅のベテランは3万円くらい。5万以上になると特別な漫画家だそうです。
10万が「ちばてつや」「本宮ひろし」「水島しんじ」だそうです。

ちなみに上記作家の代表作は以下。
「ちばてつや」あしたのジョー
「本宮ひろし」サラリーマン金太郎etc
「水島しんじ」ドカベン

ちなみに一節によると原稿料は10万が限界で、理由は手塚治虫がそれだったので「マンガの神を超えてはならない」という理由だそうで、都市伝説みたいな雰囲気ですね。

単純に考えますと原稿料って「出版社に利益与えている」という理由で決めそうな感じするのですが、それだと鳥山明先生_(ドラゴンボール)なんかは10万いってそうですね。
m_g_61マンガ原稿料はなぜ安いのか?(竹熊健太郎)マンガ原作
「マンガ原作には方法論が無い」について
マンガ業界の裏話的なのを描いたマンガ「バクマン
(週刊少年ジャンプ連載)」でもそれらについてふれてるシーンはありますね。
m_g_62マンガ原稿料はなぜ安いのか?(竹熊健太郎)荒木飛呂彦
作家の全ては処女作にあり。と題して「ジョジョの奇妙な冒険_(週刊少年ジャンプ)」でおなじみの荒木飛呂彦先生について書かれていますね。

デビュー作は、たいがいは、まだ洗練されてないが、その作家の「一生、貫かれる癖」が出ている。と竹熊健太郎さんは語っています。


マンガ原稿料はなぜ安いのか?_竹熊健太郎_(イースト・プレス)