最近、「こち亀」が200巻にて連載終了が発表されました。
ギネスにも登録される長期連載記録でした。

総発行部数は1億5000万部だそうで巻数で割ると1巻あたり70万部くらいでしょうか。

そんな人気作ですが

しかし近年のこち亀の連載は・・・

一説には人気アンケートでは「打ち切りになっても不思議でなかったくらい下がっている」って話もありました、

こち亀は全盛期でも、人気アンケート上は真ん中あたりだったそうです。

しかし、これの原因にはギャグ漫画は人気アンケートで上位に入りにくいって定説があるそうなので、そのせいもあるでしょう。


それと全盛期は単行本も初版は80万部くらいいってたそうですが、

最近のこち亀の新刊は・・・

初版20万部.くらいに落ちているそうで、。



ここで連載終了を発表された際の作者・秋本治先生のコメントを引用してみますが以下

m_g_123_(秋本治・こち亀の連載終了の4記者会見

【外部サイトへのリンク】コミックナタリー「こち亀」連載終了に秋本治「40周年を両さんの引き際としていい」
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作者の秋本治は、「びっくりさせて申し訳ないです」
200巻は作家にとって勲章みたいなもの。

両さんの引き際としては200冊残して40周年で祝ってもらって
スッと消えるのがやっぱり一番良い大団円の場かなと思い、それで決めました」


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秋本治先生ご自身は、200巻が、いい引き際
とおっしゃっています


ちなみに
読者の評判でよく耳にするのは「100巻までは良かった」

この感想は遠まわしに後半の100冊分はいらなかった、とも受けとれます


ちなみに私は小学生時代には発売日に購入して見ていました。
それで50巻台あたりから見なくなりました



ちなみに私の感想だと、後半の7割くらいの分量は、いらなかったことになります。
しかし、50巻台までクオリティ保てたっていうのは、1話完結のギャグ漫画としてはめずらしいん.じゃないでしょうか。

大半のギャグ漫画は20巻未満で連載終了してますので。


ちなみに私が記憶の上で、印象に残った話は
40巻に「両津がモヒカンになる回」ってのがありまして

笑った、という点では個人的にはベストだったような記憶とは思います。
(40巻・9話目。人生最悪の日の巻)

この話は2週続いたんですが、作中では以下のように描かれています
m_g_121(こち亀の両津のモヒカン
(40巻・10話目。コレクションの巻)



あとは定期的にあったパターンの話ですが、
両津が持ってきたアダルトビデオを部長が間違って警察署にもっていってしまい部長が怒って帰ってくる
ってのがありましたが、あれも毎回笑えてました。

もう一回見返せば、他にもありそうですが、このくらいにして。

いままで、こち亀を読んできた読者、あるいは読まなくなった人達にとって、よく思う疑問が一つあるでしょうが、それは何でしょうか?

そこについて、昔、放送された情熱大陸で語られています。以下

インタビュアーから
長く描いていて飽きたりはしないんでしょうか?」って
質問があった時に、こんな答え方をしています。

m_g_122_(情熱大陸・漫画家・秋本治
秋本治「10年目・20年目・30年目の節目に、ちょっと、そういうのは考えるんですよ」

秋本治「ストーリー展開が毎回、同じ感じになってきちゃって・・・・・あの・・・辛い時期あったんですけど・・・


インタビュアー「連載記録が続いているが故に辞めらない、みたいなのはないんでしょうか?」


秋本治「あっ・・それは全くないです。辞める時は描けなくなるし・・・・」

とのお答えでした。

以下で、その情熱大陸の動画が見れます。
ファミレスでネームやる様とかも見れます

【外部サイトへのリンク】情熱大陸|漫画家-秋本治(2009年02月22日)




情熱大陸内での発言や連載終了の記者会見の発言から総合しますと

40周年でキリがいいので辞める」って事なんでしょう。


でも、今思えば、キリの良い終わり時は、100巻。も良かったんじゃないか、なんて意見もあるかとは思います。


この漫画は長期連載漫画の代表格みたいな存在であり、同時に

引き伸ばし漫画の代表格でもあったと思います。


ちなみに人気の長期連載漫画で、おなじみの「編集部の引き伸ばし工作」が、このこち亀でも一応、あった事が、連載終了の記者会見の全文見てますと、うかがえます。


しかし、今のこち亀に引き留め工作があった事が多少、意外ではありました。

なぜならば、こち亀の発行部数は近年の新刊は初版20万部.くらいに落ちているそうだからです。

ジャンプでこの部数は、たぶん少ない方なんじゃないですかね?

しかし初版20万部くらいの漫画が連載終了の発表で記事になったり、作者がテレビ出演したりなんてのは、やっぱり40年ていう長期連載記録からくる知名度みたいなものが影響しているんでしょうし


一般市民の中にはジャンプも「こち亀」も読んだ事ないけど、こち亀の存在くらいは知っている、なんて人がけっこういるんじゃないでしょうか

あくまで推測ですが、長期連載で有名な、こち亀への興味で週刊少年ジャンプを初めて買ってみる層がいて、そこから、他の漫画をついでに見始めて、そこからジャンプの購買層になるって人がけっこうな人数、いるんじゃないでしょうか?


つまり、こち亀は、発行部数や人気アンケート上だけの数字だけでは測れない、看板的な効果があったんじゃないか?と推測しています。

(※しかし人気アンケートはがきには「この漫画誌を読み始めたきっかけ」なんて質問あったりする時もあるので、そこの集計次第では、アンケート数字上に反映されるでしょうけど)



ちなみに連載終了の理由に、秋本治先生が新作が描きたい、ってのもあるそうなのですが、どんな物なんでしょうか。

新作となると作者の気持ち的に新鮮味があるでしょうし、雑になってた絵とかも多少持ち直したりする.んじゃないかと期待しています。







こち亀40巻。
こち亀 200巻・特装版 40周年記念