私は、一人で制作進めていますが、理由の一つには漫画家を育てたい、なんて思っている編集者は何割り程度いるんだろうか?と思っています。

そこでトキワ荘プロジェクトなるサイトで見た実際の漫画編集長の話を以下。
以下は、ジャンプSQ.編集部 矢作康介編集長の話
m_g_101ジャンプSQ.編集部 矢作康介編集長
要は完成度は高くしなくていい、のでもって来てもらいたい。

て事かと思いますが、


そして以下は、漫画誌Kiss編集部 鈴木学編集長の意見なんですが・・・
m_g_100(Kiss編集部 鈴木学編集長


上記は漫画家志望者が持ってくる漫画は推敲が足りない物がよくある、という話についてで。

要するに、半端な物をもってきてもらうと指導が大変なので編集者に出す前に推敲しっかりしてもらいたい、って事でしょうか?



上記で紹介した2人の編集長は、まるで逆のこと言ってる印象ですが。

編集者によって逆のこと言うなんてのは、よくある事だと思います。ちなみに

.私は後者を想定して作っているでしょうか。.

KISS編集長がいうに「漫画家志望者は自分の中に編集者を飼うべき」といいますが、
、「自分の中の編集者が厳しすぎると描けなくなる」と書いてますが私はその状態かもしれません。


話は少し変わりますが、、自分だけで修正繰り返す理由について、追記みたいなものです以下。

実物の編集者と関わる危険性についてなんですが。

前に小学館の漫画誌の講演会に行ったときに編集長が言っていた事で
昔、新人のネームをどう直していいかわからなくて適当な事言ってしまった事がある」と言ってました。

編集長に出世するような人でもそんなことあるわけです。

「編集者に見せたら、よくなるように直してくれるだろう」と過大に期待していると痛い目に合う事もあるという事かと思います。

勉強にたいしてならなかった、だけでなく悪い方に変えさせられる事だってあると思います。

それ系のトラブルの話は、売れてる漫画家と編集者との間でもある事らしく、ネット上でよく聞きます。
無名の新人とのトラブルは表にでてないだけでたくさんあると思ってます。
(上記トラブルのなかには、編集者の意見の方が正しいのに漫画家がそれが理解できなくて反発するケースもあるでしょうし、むしろ現実はそちらの方が多いのかもしれませんが・・・・・)



実物の編集者とトラブルになる原因は他にも、編集者が漫画の内容を完全に把握してくれてない状態で口出してくる、ってのもあると思います。
(雷句誠先生と編集者・冠茂さんのトラブルでは雷句さん側は、それと主張してますけれど・・実情は私は知りません)



完全に把握してもらえない原因は「読み込みが足りない」あるいは「何が面白いのかの価値基準の違い」などだと思いますが。

ちなみに、読み込みが足りないで口出し失敗するケースは無名の方がされやすいと思います。
(無名新人とかはビジネス的に価値が低い=時間かける価値が低いので何回も読み返したくない)



編集者も、他にいろいろ仕事あるでしょうし、本心では「新人育成は、指導につぎ込んだ時間が無駄になる事もよくあってわずらわしくてやりたくない」って人もけっこういるんじゃないか?とは思っています。



ここらへん、について書くといろいろと長くなってしまうんですが、漫画家が自分の中に編集者を確立できれぱ、実物の編集者と共同作業やるよりか効率がよい、というのは説明しなくても、考えたらわかりますね?



ちなみに、この記事には編集者はあくまで仕事としてやっているだけだろう、いうような内容書いてますけど、

しかし、私にとって意外だった編集者の行動が以下。小学館の元サンデー冠茂さんのツイッターからですが、
m_g_102(小学館の漫画編集者・冠茂

仕事上の利益だけで考えたら上記は、やりたくない行為でしょうけど、上記は何割りくらいいるもんなんでしょうかね。
自分が思っているよりかは編集者って職の人たちはやさしいのかな??とも思わされますね。

しかし新人のうちはやってたけど、だんだん面倒になってきてやらなくなった編集者もたくさんいそうだなとは思ってますし
たぶん、.やり手編集者みたいな人ほど、上記をやらないものではないか?とは思ってます.
(上記の温情行為をやっている時間を有望な新人の方に使うってした方が仕事上は良い結果出るでしょうし)

そのあたりについては、再び、冠茂さんのツイッター以下。
m_g_103(小学館の漫画編集者・冠茂

冠さんが昔担当していた酒井ようへい先生の話ですが、人気とれなかった漫画家を切らずに、あっせん先を探してやる、という行為を他の出版社の編集者に話すとビックリされるそうです。
私の予測通り、普通はやらないようです。



ちなみに私はそれら温情行為をしない人達を批判する気はなくて競争激しい世界はそういう物なんだろうとおもっていますし、特に今の出版は不況らしいいしそんな温情行為する余裕も少なくなっているでしょう。


だからこそ、しっかりと能力あげてから、行きたいという思いもあるわけです。



上記の記事内で紹介した編集長の詳細は以下。

【外部リンク】Kiss 鈴木学編集長-漫画家さんは自分の中に編集者を


【外部リンク】少年サンデーの元編集者・冠茂さんのツイッター


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