若手マンガ家_(漫画家志望者etc)を支援する「トキワ荘プロジェクト」の10周年記念フォーラム「クリエイター支援の課題と可能性」の記事
m_g_115_(トキワ荘プロジェクト10周年

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クリエイターに必要なのは技術? 才能? 努力? 締切? 若手マンガ家を支援する「トキワ荘プロジェクト」が10周年


上記アドレス先の発言を読んで印象的な部分を取り上げてみます


この中で私が印象的だったのがタイトルにもありますように
教育工学上は、才能=つぎ込んだ時間 てとこです。

m_g_116(漫画家・すがやみつる
これは漫画家・すがやみつる先生の話で
教育工学では、「才能」とは「かけた時間の差」だけで先天的なものではないとされているので、「才能」や「センス」といった言葉は使わないようにしている

 
とあります。

しかし、ここで疑問なのが、漫画家やイラストレーターを見ていますと、進歩が止まる人達が多数存在して、
やってる年数と能力が比例しているとは思えないって事です。
個人差というものが非常に大きい感じしています



長時間やっても、向上心なくしていたり、練習方法が間違っていたりすると進歩しなくなりますし。私が見ている分には生まれつきの脳機能の向き不向きもある、と他人を見ていて感じている所です。


たぶん、この教育工学の話は相対的な能力比較ではなく、その個人の中での比較で、
仮に「Aさんが5000時間やった状態」と「1万時間やった状態」では後者が能力的に勝っている」って話なんだろうとは思います。

しかし「才能やセンスって言葉は使わないようにしている」っていうからには、その個人差もないかのような話にすら聞こえもしますが

推測だと「プロデビュー」くらいまでだと個人の才能差には左右されず「練習時間さえかければいける」って話であれば、それは一応、理解はできます。

私も賞や掲載までだと20代前半の時にできてますし
どっかのマンガ編集者も
デビューまでなら、そんな難しい事ではないって言ってました



ちなみに、ここから以下は主に私個人の話になりますので、興味ない方は読まなくてかまいません

私は絵は10代の時から開始して通算年数でいくと20年くらいとなります。
ただ年数って20年といっても一日平均2時間の20年と10時間の20年では5倍違ってきますので
正確には年数ではなく時間でいうべきかとは思います。

そこで行きますと私は絵はおそらく、おおざっぱに計算しますと3万時間前後くらいで
マンガのストーリー作りは累計1万時間弱くらいでしょうか。

ちなみに5年前あたりからは集中してマンガのストーリー作りに取り組み始めてて
前回、漫画アクションの編集者に見せてからのマンガのストーリー作りの5000時間前後分の間見せてませんので、成果をまだ他人に見せていない事になります。

5000時間もかけて、ストーリー作りにのみ時間をつぎ込んだのに巻数換算だと、おそらく10巻にも満たないんではないかという分量です。作画はしてない段階でこれなので量だけでいくと少ないと思います。
量描くタイプの週刊連載作家の人だとデビューして20巻くらいは出している年数でしょうね。


こんなに私がストーリー作りに時間かけているのは、自分の意識としては、
目先の量を作るのにこだわってはおらず地力をあげようという練習のような意識もあります。

ここで先に紹介した教育工学上の話でいくと、
連載漫画家で20巻くらい出しているプロ漫画家と私は同等の能力になっている可能性が理論上はあり得る事になります。

具体例でいきますと冨樫義博先生と同等の内容作り能力に私がなっている可能性も教育工学の理論上だけならあり得るのです



イラストだってそうで、
有名イラストレーターと比較してもつぎ込んだ時間だけなら私が上回っている事はよくある思いますし、しかも少しではなく2倍以上はいっているようなケースもあると思いますし。

これも教育工学上の理論だけでいくと私が有名イラストレーターを技術的なものは上回っている事があり得る、となります。




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クリエイターに必要なのは技術? 才能? 努力? 締切? 若手マンガ家を支援する「トキワ荘プロジェクト」が10周年


トキワ荘プロジェクト「マンガで食えない人の壁